カウンセリング時期:2022年11月
今回は恋人関係の悩みで相談に来られた、匿名希望さん(30代男性)のご感想を紹介いたします。
◆カウンセリングご感想
・率直な感想をお聞かせください。
誰かに話すことで、自分の考えていることが少しずつ見えてくるような気がしました。
・「もっとこんな話をすれば良かった、こうしたかった」と思った点はありましたか?
1回話したからこそ気づいたことが多くあったので、また相談してみたいと思いました。
・このカウンセリングを申し込む前と今の自分を比べて、どんな変化や成果があったと思いますか?
成果①答え合わせをできたような感覚になりました
彼女がこういう行動をするということは、背景に自分への自信のなさや不安があるのではないかと考えていましたが、実際に自信のなさや不安があることが怒りっぽくなる原因の可能性があることがわかったことはとても大きかったです。あくまでも可能性ではありますが、原因がわかることによって今までよりも客観的に関係を見ることができているように思います。
成果②自分を見つめなおす機会となりました
相談をする前までは、境界性パーソナリティー障害のような人だから怒ったり暴言を吐くことが多いのだとか、今に至るまでどういう人生の経緯があったのだろうかと考えていました。自分自身がよくないことももちろんあったと思いますが、「自分」についての考え方が少し変わってきたように思います。「ギャーギャー騒いでゴリ押しすれば、自分を見捨てずにいてくれる人」と思われているというPDFの説明を聞いて、怒らせないようにしようというのを過度にしていてはダメなのだなと感じました。そして、自分自身が変わらなければ相手も変わらないということを教えていただきました。
ヒアリング後から考えていること
境界性パーソナリティー障害のような人が私と一緒にいたいと言ってくれるのは、おそらく私自身が自分に自信がないからではないかなと思っています。私は周囲の人の表情や声色から機嫌を読み取ることを自然にやってしまいますし(当たっているかはわかりません)、相手から嫌われたりすることにとても不安があるようで相手にとっての正解を常に探しているのではないかと最近思うようになりました。そうすると境界性パーソナリティー障害のような人にとっては都合がいいですし、自分にとっては自分の考えがない人になってしまいます。ですので、本当に少しずつではありますが、自分はこう考える、自分はこうしたいというのは彼女に言えるようにしていっています。
また、彼女が境界性パーソナリティー障害だとして、それを改善させることは私にはできません。どんなことも、本人が自覚しなければ変わらないからです。なので境界性パーソナリティー障害であることは頭に入れつつも、自分はどう変わるべきかどう行動すべきかを考えていかなければならないと思いました。
別れたいと言っておきながらなかなか別れられないのは、暴言を吐かれるかもしれない等の不安はもちろんありますが、もしかしたら本当は私自身が寂しかったり不安だったりするのかもしれません。そういったことを理解できなければ、行動は変わっていかないと思います。
今までなら、彼女から言われたきつい言葉や煽ってくるような言い方にイラっとして言い返してしまっていましたが、最近は自分が責められても相手を責めないように、また、言い返してしまいそうであれば時間を置いて返信するなど、気を付けるようにしています。おそらく、喧嘩や言い争いをすることも、境界性パーソナリティー障害の人にとっては愛情を確認するための手段なのだと思うので、そこは気を付けようと思います。
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それではごきげんよう、さようなら。
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