仕事を長続きさせることができず悩んでいます。
回答日:2024年3月4日 投稿者:ぴさん
カウンセラー・巴(ともえ)の回答安心してください!私も同じですよ!(はいてますよ! の言い方で) (とにかく明るい安村を知らないかたは申し訳ございません) 仕事は基本的に長続きしない畑の人間です。 私のプロフィールに詳しい人は 「いやフリーランスは12年目でしょ!? カウンセラーも今年で6年目だし! 長いじゃん!」 とツッコミをしてくださることと思いますが(ありがとうございます)、アルバイトとか会社員とか、いわゆる“勤め人・人に雇われてやる仕事”は基本全て短命でした。 あ、よく考えたら自営でやっていた飲食店も1年半で閉めましたね。 勤め人仕事だけじゃなかったです。 精神疾患時代は主に情緒不安定や原因不明の体調不良で辞めていましたが、「ここなら長く働けるかも」と思った会社でも、東京にいる父が脳梗塞になって島根と東京を往復して面倒を見ることになり、退職しました。 同じ仕事を長く続けられない呪いでもかかっていたのでしょうか?(笑) そういう事情を鑑みなくても、もともと飽き性で好奇心旺盛という性質はあります。 なので同じ性質を持った者として&専門家カウンセラーとして、ぴさんにお話できることはありそうです。 ◆悩みから見える才能とは何だろう?いただいた文章を読む限り、介護看護業界は主にメンタル面の理由で退職されたのでしょうか?拒絶反応が出て休職するほどですので、余程のことだったと思います。 本当にお疲れ様でした。 私も友人に介護職の子がいるので色々話を聞いていましたが、本当にめちゃくちゃ大変ですよね。 で、そういう業界にまた戻るとなると、めっちゃ悩みますよねー。 メリットデメリットを考えて足踏みしてしまうのもわかります。 ですが、今考えるべきことは介護看護業界に戻る際のメリットデメリットではないんじゃないかな? という気もします。 ぴさんが「人に相談する時点で結論は出ている」とおっしゃってるように、もう既に結論らしきものは見えているんじゃないですかね? あと、介護看護業界に戻るデメリットのほうが多く思い浮かんでいるのではないでしょうか? もちろん現在休職中&回復期ですぐ動けないという事情はあるのでしょうが、メリットが多ければそちらに戻りたくなるはずですし、そもそもここのコーナーにも投稿しないはずです(笑)。 さて、ここ最近の私は実際のカウンセリングでも、こういう相談文を見るとまず「この人の才能は何だろう?」というところから見ます。 仕事を長続きさせることができず悩んでいるぴさんですが、そんなあなたが長く続けられていることがひとつあります。 それは何だと思いますか? 「いやいや、私に才能なんかないし……」 「何にも長続きしないから悩んでるんじゃん……」 とお思いのことでしょうが、私はひとつ見つけました。 それは、「次から次へと果敢にチャレンジしていくこと」です。 あまりにも普通にやっていらっしゃるので、お気づきでないのだと思います。 工場、介護士、看護師、そして再び介護士。 まだやっていませんが、牧場経営者あるいは動物関係の仕事。 (投稿いただいてから時間が経っているので、もしかしたらもうやってたりして?) まず工場勤務から介護士になろう! と思うのがなかなかのチャレンジですよね。 ぜんぜん違う職種ですから。 確か介護の仕事自体は資格がなくてもできるはずですが、この様子だと介護福祉士の資格も取られたのではないでしょうか? 介護と看護は似た世界のようで、求められるものが違うはずです。 しかも看護助手じゃなくて看護師ですよね? こちらは必ず資格がいるのでは? その勉強もかなり大変だったのではないでしょうか。 私の尊敬する心理カウンセラー・根本裕幸さんが「介護看護業界は武闘派女子の集まり」とおっしゃってたので、ぴさんも例に漏れず相当エネルギッシュでパワーに満ち溢れた人なのでしょう。 で、おそらく給油を忘れて走りまくってガス欠になって(あるいはエンジンがオーバーヒートして)休職されたのではないか、というのがわたくしの推測です。 現代の車はオーバーヒートしにくい設計になっているとのことなので、そんな時代にオーバーヒートとは、想像を絶する熱量であることがうかがい知れますね。 ◆才能を発揮できなくさせているものは一体何?じゃあ何でガス欠またはオーバーヒートしちまったかってことなんですが、ここから先、ぴさんが言われたくないかもしれないことを重箱の隅をつつくように突いて行きますよ。覚悟はよろしいですか?>後輩が次々と出世していき悔しさ虚しさが溜まり、 >負けず嫌いに火が吹き >患者さんを人間だと思えない扱いをする同僚がいる事に耐えられず >他者の幸せな話(孫が産まれた、子供が結婚等)に居心地が悪く >歳も年なので、世間の目が気になり ……他人のこと気にしすぎじゃないですか? 「うわっ、ほんとだ、言われて初めて気づいたっ!」と思われたかもしれませんし、 「ああっ、やっぱり言われたああっ! 自分でも薄々気づいていましたああああっ!」と思われたかもしれません(笑)。 基本的に仕事のストレス、というより人生全体のストレスが「他者と自分の比較」から生まれているようにお見受けしました。 いや、比較することが悪いんじゃないんですよ。 比較することでやる気が出せる人もいますし。 ただ、ぴさんの場合、次から次へと果敢にチャレンジできるエネルギッシュでパワフルな才能が活かせていないのは、おそらく他人の存在に振り回されすぎているからです。 こういうのを「他人軸」と言います。 自分の人生の大事な選択を、自分ではなく他人を軸にして決めている人をいいます。 退職の理由が、ほぼ他人を軸にしたものではないでしょうか? もちろん「自分がそこにいるのがつらいから」という自分軸もあるとは思うのですけどね。 で、動物関係の仕事が気になるのに踏み出さないのも、「歳も年なので、世間の目が気になる」からです。 他人軸じゃないですか? だからって今すぐ牧場経営者になれって話じゃないですよ。 向いてるからピンとくる場合もありますが、人によっては現実逃避のために全然違う職種にピンとくることもあるからです。 いただいた文章だけでは、それがどっちなのかはちょっと測れません。 (エスパーじゃないので)(よくエスパーだと思われるんですけどね) 実はうちの相談者さんにも他人軸な人がけっこう、いやかなりおられまして、みなさん自分の人生の舵を自分で取れなくて苦しんでおります。 そういう時カウンセリングでは、「何で他人軸になっちゃったんでしょーね? いつから? どこから? 何がきっかけで?」というのを探っていきます。 大体は親が原因であることが多いのですが、近い距離の親族である場合もあるし、学校の先生や権力を持った同級生である場合もあるし、元恋人、元夫などなどという場合もあるので、そこんとこはじっくりヒアリングします。 あるいは「他人軸でいることのメリット」を探し出す場合もありますね。人間って基本、メリットがないと何にもやらないんですよ。それが一見、苦しいことでも。 ぴさんにとって他人と比較しながら生きることが苦しいことであっても、それに何らかのメリットを無意識に見出しているので、少なくとも10〜20年以上はそれをやっていらっしゃると考えられます。 しかし残念ながら一方通行の無料相談では詳しい事情聴取が叶わないので、ぴさんにはひとつご提案をいたします。 これから毎日1日100回、「人は人、私は私」と小声もしくは頭の中で無心で呟いてください。 1日はおよそ1440分ですから、仮に8時間寝るとしても480分、稼働時間は960分です。 だいたい10分に1回「人は人、私は私」と唱えればOKです。 ね、簡単でしょ?(笑) いただいた文章から察するにかなり思考グセの強い(頭で色々考えてしまう)かたじゃないかと察しましたので、そういう方にはこの方法がおそらく合っています。 本当に1日100回唱えられれば10日で1000回、100日で1万回ですから、1年経つ頃には3万回を超えてかなり他人軸が和らぐんじゃないかと思います。 「1日100回は無理ですううっ! 忘れちゃいますううっ!!」とか、「やってみたけど問題が解決しませーんっっ!」という場合は、先述したように根本的な原因を探ったほうが早いと思いますので、カウンセリングのご利用をご検討くださいませー。 では本日はこの辺で、ごきげんよう、さようなら。
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