カウンセラー・巴(ともえ)の回答

自分のした言動や行動が、
思わぬ方向に受け取られること、
ありますよねー。

自分は相手を傷つけようとか
不快にさせようとか思って
言ったわけじゃないので、
めちゃめちゃショックだと
思います。

そういう時に
「気にする」とか
「治そうと思うのに
うまく行かなくてヘコむ」
って、めちゃめちゃ
いい人だと思うんですよね。

だって人に何言われても
「自分はこうだから仕方ない！」
「相手が〇〇だから悪い！」
って言う人もいるんですから。

「知らない間に他人を傷つけたり
不快にさせることを
申し訳なく思うくらいには、
自分はやさしい人間なんだ」

ということを受け取った上で、
次の話題に行きましょう。

相手を100%満足させようとしていませんか？

「私と同じ種族の人」を探してみては？

あともう一つ考えられるのは、
そもそも今いる周囲の人と
「種族」が違うんじゃないか、
ということです。

そうですねー。
じゃあたとえば、自分が
「クマ」だとするじゃないですか。

人間の街が楽しそうで、
人間と関わってみたくて
街に降りたとするでしょ。

傷つけるつもりはなくても、
ちょっと手を振りかざしただけで
相手は傷つきますよね。爪で。

みんな追いかけてくるし、
なんなら銃を突きつけられるし、
「なんで？？」
ってなるじゃないですか。

でも人間は、クマが街にいるだけで
不安だし不愉快になるんです。

私の敬愛するカウンセラー・
根本裕幸さんがよく
「自分を宇宙人だと認めちゃえ」
と言うんですが、
それと同じことかなと思います。

でも、世界にひとりぼっちの
宇宙人じゃなくて、
意外と世界中に
仲間がいるんですよね。

数が少なかったり、
ふだんは擬態してたりで、
なかなか見つけられませんけど。

感覚が全然違うので
地球人とはなかなか
仲良くなれません。

しかし同じ宇宙人に出会うと
秒速で仲良くなれたり、
時間がかかっても
めちゃめちゃ好き合う
関係になれたりするのです。

クマだって、
人間の街にはいないけど
全国各地の森には
いっぱいいるでしょ？

別に「森に引っ込め」って
ことじゃなくて、
「同じ種族のものを探して、
同じ種族のものと仲良くなろう」
ってことです。

Pさんが具体的に誰から
「傷ついた」とか
「変だから治せ」
と言われているかは
わかりませんが、
そもそもその人たちと
「種族が違う」
可能性があります。

でも必ず、いるんです。
「私と同じ種族の人」が。

その人たちは、
こちらが言った言葉で
傷ついたりしないし、
不快になったりしません。

もしPさんが
その「同じ種族の人」に

「前、友達に『〇〇』って言ったら
傷ついたって言われたんだ……」
と打ち明けたら、

「え、そのくらいで傷つかなくない？」
「私べつに平気だけど」
って言われたりします(笑)。

どういう生き方を選ぶかは自由

というわけで、
周囲の人に受け入れられているなら
今後も気をつけつつ
今の場所にいてもいいし、

もし気をつけながら生きるのが
苦しいのなら、
「気を遣わなくても
大丈夫な場所」や
「同じ種族の人たち」を探して
今の場所を離れるのも
いいと思います。

私も昔は「普通の人」に憧れて
無理して繕って
「これが正しい」と言い聞かせて
合わない集団の中で
無理やり過ごしたりしていましたが、

「同じ種族の人たち」に出会ったら
めちゃくちゃ楽だったので、
もう今はそういう人としか
一緒にいません。

とはいえこれは
私の人生であり
私の価値観なので、
あくまで「一意見」として
考えてください。

どう生きるかはPさんの自由です。

なにがしかのお役に
立てれば幸いですー。

それでは本日はこの辺りで。
ごきげんよう、さようなら。