カウンセラー・巴(ともえ)の回答

転勤とか単身赴任って
大変ですよねえ。

わたしも会社員時代に
プチ単身赴任しましたが、
寂しさに耐えられなくて
携帯代が3倍くらいに
なったりしましたもんね。

(※当時は定額サービスが
なかったか、あっても
入ってなかったのかも……)

何が望みなんでしょうか？

「今の立場に響かないように」
というのが曖昧な表現で
よく分からないのですが、

「高い役職についていて
そこから下げられたくない」
ということでしょうか？

「転勤を断る」と
「必ず地位を下げられる」
ような会社なら、どう断ろうと
結果は一緒ですよねー。

それとも、
「会社で不利な立場に
立ちたくない」
ということでしょうか？

「あいつ転勤断りやがった」
って陰口を叩かれて嫌われたり、
転勤を断ったせいで
上司の態度が冷たくなるとか？

もしそうなら、
転勤を断ったくらいで
みんなが冷たくならないように
日頃から信頼関係を
築いておいたらいいのかなー
と思いました。

問題は「断り方」よりも、
「日頃の態度」の方が大きい
気がするんですよねえ。

あと転勤を命じられてから
断る方法を考えるよりも、
「転勤を命じられない
ような人物」
になればいいのでは？
と感じたのですが、いかがでしょうか。

やらなくて済んでいる人の真似をする

その環境を選んでいるのは自分

＊　＊　＊

あともう一つ気になったこと。
スラぼうさんが入社した時から、
「転勤が当たり前」の
会社だったのでしょうか？

もし、入社当時は転勤なんかなくて、
会社が成長して支社が沢山できて
急に転勤制度ができあがった、
ということなら、
いくらでもゴネようがある気がします。

だって入社した時は
そういう約束じゃなかったんだもん(笑)。

そうではなく、入社当時から
「転勤が当たり前」の会社だったのなら、
「何でそこ選んだん？」って話になります。

転勤が嫌なら、
転勤がない会社に行けばいいですよね。

世の中のほとんどの人が
「環境のせいで自分は苦しんでいる」
と思っていますが、
「環境を選んでいるのは自分」
なんですよね。

たとえば親の強いすすめで
全然好きじゃない感じの
会社に入ったとしても、
「きっかけは親」だけど
「そこに居続けるのを
選んでいるのは自分」です。

また、
「入社当初は転勤なんて
どんと来いだったけど、
途中で結婚して家族ができたら
転勤したくなくなった」
とかもあるかもしれません。

その場合、変わったのは
「自分の心」なので、
会社は関係ありません。

なんかこう
「転勤を断って
今の立場も失いたくないし、
転勤を受け入れて
今持っているものを
失うのもいやだし、
ぜーんぶ持っていたい！」
という感じがしたので、

「自分にとって
いま一番大事なもの」
とか、
「今、手放してもいい
と思っているもの」を
見つめ直すのが
いいんじゃないかなあ、
と思いました。

ぜーんぶ持ったまま
生き続けるのは
無理ですからねー。

情報が少ないので「断る方法」は分かりません